良質なコーヒーオイルはコーヒーを滑らかにする
昨日、今日と札幌地方は夏日。
風も無く蒸し暑く午前中に26℃を突破しています。
お客様より深煎り豆から水滴のようなものが出てきたけど大丈夫なの?
という問い合わせがあります。

この水滴のようなものが”コーヒーオイル”です。
深煎りのコーヒー豆は焙煎の最中にコーヒーオイルで薄っすらと
コーティングされるまで煎ります。
その後、釜から出されたコーヒー豆は冷却機で一気に豆の温度を
下げることで、見た目コーヒーオイルが引っ込んでしまったかのように
見えます。
常温で保存しておくと2,3日でコーヒーオイルが滲み出すように
出てきます。特に夏場はもっと早くでてきます。
コーヒーオイルを含んだコーヒーはとても飲み口がまろやかに
なり、コーヒーに厚みをもたらします。
ペーパードリップでもフィルターを通して多少は出ていますが、
大半が目に見えません。
また、オイルはコーヒー豆内部の成分の変質を防ぐ役目もあります。
写真のように光っているのがコーヒーオイルになります。
だたし、オイルが出た状態で数ヶ月も放置されると酸化してしまい
本来のコーヒーの味を損なうだけでなく、気持ち悪くなる場合も
あります。
深煎り好きの方は必然的にコーヒーオイルがまわった豆を
使用する機会が多くなりますから、ミルにオイルが付着したまま
長期間放置されると味に影響がでます。
定期的にミル内部の様子を見てふき取ると良いでしょう。
ミルで粉砕する直前に冷凍庫で冷やすとオイルのベタベタ感は
なくなって汚れませんが、オイルが無くなるわけではありません。
釜から出てきた瞬間からコーヒー豆の成分は変化していきます。
必ずしも焙煎し立てのコーヒーが美味しいとはならず、数日経過した
ものが美味しく感じられたりします。
ただ、焙煎し立てのクリアーな味から、熟成された老練の味まで
あるということを知っていると幅広くコーヒーを楽しむことが出来ます。










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