コーノ式とハリオ式の透過型ドリッパーを比較・検証する
2つのドリッパーの違いが分かるでしょうか?
上の写真がコーノ式で、下がハリオ式です。
コーノ式のリブは途中までしかなく、ハリオ式は上部まで
伸びています。
ハリオ式のリブはトルネードで巻き上げ、さらに上部では
リブ本数を倍増させています。
【コーノ式ドリッパー】
【ハリオ式ドリッパー】
何度か使ってみましたので感想を2,3紹介します。
◆コーノ式、ハリオ式も粉の量が20g程度までの
ドリッパーの底部で抽出が足りるような場合は違いが出てこない。
粉の量がある程度多く、注湯もドリッパーの上部まで
来るようなケースで違いが出てくると思われます。
以下、ドリッパーのサイズは1~2杯用とし、30g程度の
粉を使った条件での感想。
◆ハリオ式はドリッパー上部のリブのせいで、
ペーパーとドリッパーの間に空気の抜け道が出来ている。
そのため、お湯の通りが良く、落としたお湯の速度に
ストレートに反応してドリップされる。
◆コーノ式はドリッパー上部のリブが無いため、ペーパーと
ドリッパーが密着して空気の逃げ場がない。そのため、ハリオ式と
比較するとお湯の速度に即座に反応しない。
抽出の後半も、じっくりと抽出することができるとも言えるかも。。。
どちらの方式が良いという判断はできませんし、
使い分けるような真似もできません。
しかし、ハリオから発売は、これから珈琲を始めようとする人に
とっては透過抽出の敷居を低くすることに貢献しているのだと
思います。
ドリッパー、ペーパーともにどこでも手に入りやすく
なっていますからね。
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<< 2009.6.22 追記 >>
コーノ式とカリタ式の比較記事をupしています。
「ドリップコーヒーの抽出のし易さをコーノ式とカリタ式で比較する」
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ハワイ島カウ地区へのコーヒー農園視察ツアーを参加者を募集開始しました。
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