意気消沈したある日の剥離骨折
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焙煎機を設置してから半年にもなろうとして
います。
私が使用している焙煎機には排気温度と
豆温度をデジタルで測定する温度計が
付いているのですが、焙煎温度がどうも
低いな~と薄々感じながらも使用してきました。
しかし、焙煎温度を測定するプローブが
きっちりと焙煎機にセットされていないことに
気づきました。
焙煎機設置当初、温度計の計器異常を示すアラームと
正常をチャタリングのように時々繰り返したため、
焙煎機にねじ止めされている温度計プローブを
少しゆるめにしてあげると問題なく動作していました。
この対処が致命的でした。
きっちり温度計プローブを差込み、ねじもしっかりと
締め上げると何と20°近く差異があったのです。
これまで焙煎温度でいうと
1ハゼ160°2ハゼ180°近辺
であったのが
正しくセットすると
1ハゼ178°2ハゼ197°近辺
で安定した測定ができるようになりました。
どんな焙煎関係の資料を見ても1ハゼが160°から
始まるのはなかったものですから。
これまで身についた温度の感覚は捨てなければなりません。
色んな、失敗があるものです。
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焙煎過程での化学変化は本・雑誌などで
よく見るし、聞きもするのですがいまひとつ
実感が沸かず納得の行かないことの一つでした。
アトリエモリヒコの市川さんから生豆をかじってみた
ことある?という話になり、実際にかじってみました。
生豆は酸味を持っているという先入観があったため
てっきり酸っぱい味がすると思ったら、何と生臭さは
感じるものの酸っぱい味などありません。
なるほど、これが「化学変化」と言われる所以か!?
焙煎は火に当てることから苦味が発生することは
よく分かるし実感できるのですが、生豆から酸味が
出てくるのはよく考えると不思議な現象です。
自身の頭では焙煎中に化学変化が起きることを
知識として理解しているものの、豆の中で起きている
変化を五感で感じることは中々できません。
生豆をかじって味見をして初めて気づきました。
知識で判断してしまい、決め付けてしまうことは
焙煎を始めてから注意してきたことですが、
まだまだ本に書かれていたことを鵜呑み、もしくは
誤解していることがありそうです。
誰か私の「先入観」を追い払って~!!
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以前に「甦る大地セラード―日本とブラジルの国際協力」という
本を読んで、コメントを書いていたのですが
最近似たようなタイトルの本が発売されています。
まだ読んでいないのですが、ブラジルセラード地区での
コーヒー農園開発についてなので事実は同じとしても
著者が違うので違った切り口で解説されていると思われます。
「甦る大地セラード」は新聞記者が著者であったはずです。
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珈琲タイムにリラックスできるCDがないか
探していたのですが、とっておきのCDが
見つかりました。
ボーカルCDですが、Ann Sally「ヴォヤージュ」。
英語、ポルトガル語ともに流暢に歌って
いるので外国の歌手だとばかり思っていたのですが、
日本人でした。びっくりです。
アコースティックなサウンドに乗って、芯がしっかりと
した透明感のある彼女の声に一撃をくらいました。
何か体の中を風のように通り抜けて、掃除して
いってくれたような不思議な感覚です。
お気に入りは「 All I Want 」。
導入部分の裏声に久々にゾクッとしてしまいました。
Joni Mitchellがオリジナルで歌っているので、
比較してみるのもいいかと思います。
Ann Sally's Official site
で視聴できますので聞いてみてください。
この歌声のように爽やかに心の琴線を揺さぶる
珈琲を作りたいものです。
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東京出張。
仕事前の早朝に散歩がてら湯島天満宮、神田明神に
行ってみました。
東京って少し歩くと近代的な喧騒のなかにひっそりと
歴史のある公園、神社などが散在し、出張者にとって
早朝から堂々と観光気分になれて結構楽しいものです。
ホテルから湯島天満宮に向かう途中に、「がまぐちや」という
めずらしい名前の喫茶店があったので入ってみました。
こじんまりとした店内には、カウンターに先客が4人ほど
いたのでテーブル席に着席。
先客は老人ばっかりでした。
こういう店には若い人は来ないのかな?
カウンター内では白髪の女将(マスターって言わないよね)が
一杯ずつペーパーでドリップしています。
モーニングセットのコーヒーも一杯ずつ丁寧に淹れてくれるん
ですね。感動しました。
あらかじめお店の情報を得てからカフェとか喫茶店に向かうより
あっちこちぶらぶらして入るお店と言うのもいいですね。
とびっきりおいしい物を見つけたときには感動物です。
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