マネることは恥ではない
え?マネはだめだよ~。
と聞こえそうですが、教訓じみていますが敢えてこの時期ですからマネについて。
今年の新入社員も1ヶ月を経過しようとしていますが、そろそろ職場にも慣れてきた頃でしょう。
思えば私も新入時代がありました。
私はソフトウェア開発技術者でしていたので、新人の頃はもっぱら元々あるソフトウェアの改修作業ばかりでした。
来る日も来る日も先輩が書き下ろしたソースコードと仕様書をにらめっこして何をしようとしている機能なのかを理解しようと必死でした。
今の言葉で言うと「リバースエンジニアリング」というかな。
そして理解したらマネて新しい機能を作ってみる。
新規のソースコードの開発なんてのは殆どやらせてもらえなかったはずです。
早々にオリジナリティを発揮した開発なんてのは簡単にできません。
マネするとしたら徹底的にマネすることです。
なぜそのようにしたかということを徹底的に理解してみる。
そして今のレベルだと些細なことは分からなくていいんだ何て考えは捨てる。
極端ですがマネする元の人の言語、行動スタイルまでマネしてしまう。
おそらく四六時中考えていたら似て来ますね。
最終的には「二子のようだね」。なんて言われるまで。ちょっと極端か。
新人にとってマネすべき先輩、仕事は選べませんから運命と思って割り切って与えられた仕事に集中することおススメします。
いずれにせよ、本気でマネることに徹して中途半端なマネをしないことです。
独創的な考えとか行動というのはたくさんマネをした経験の先にあるんだと思います。
「マネることは恥ではない」という言葉を新人さんへ贈ります。
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