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2010.04.18

コーヒーメーカーとハンドドリップの3つの違い

先日お客様が焙煎事務所にいらして話をしていたとき、普段コーヒーメーカーで入れているんだけど「コーヒーメーカーとハンドドリップで味が違うんですか?」という質問がありました。

コーヒーメーカーは一定の動作をするということを考えると次のような違いがあります。

お湯の温度

コーヒーメーカーは一定の温度でしかお湯が出せません。

私が使用しているコーヒーメーカーだと約95度くらいのお湯が出ています。

焙煎度合いの違うコーヒーは成分を適切に抽出する最適な温度があります。

焙煎度合いが深くなるほど低い温度で抽出したほうが旨み成分を破壊せずに抽出できます。極端に低い温度にすると旨み成分が出てきません。

■中煎り・浅煎りコーヒー

 90~95度

■深煎りコーヒー

 85~90度

抽出前の蒸らし

本格的な抽出をする前に粉に十分なお湯が行き渡るようにすることで粉が膨らみ、旨み成分を十分に抽出する準備が整います。

コーヒーメーカーは一定の間隔でお湯が出てきますので、準備段階が整う前に次々とお湯が落とされて行きます。

ハンドドリップであれば、粉の膨らみ方の様子を見ながら抽出の前段階の蒸らしの時間を余裕を持って取る事ができます。

粉を通過する速度

コーヒーメーカーは一定の間隔でお湯が落ちてきます。

逆に言うとメリハリのない落ち方ともいえます。

一定間隔で落ちることのメリットをあげると、コーヒーメーカーに入れる水の量を間違わなければ常に抽出完了する時間も一定になり、結果としての味は別としていつも安定した味が出来上がります。

それではハンドドリップでコントロールできる範囲とは?というと、粉を通過する速度をお湯の量で調節することが出来ます。

■速度を遅くする⇒落とすお湯を量を少なくする

■速度を早くする⇒落とすお湯の量を多くする

抽出の前半では速度を遅くして濃縮されたコーヒーを出し、後半では速度を早くすることで飲みやすい濃度のコーヒーに変えていくことでメリハリのついたコーヒーを作ることが出来ます。

ヘッド、ボディ、フットの3つの濃度を出す方法をセミナーで使用したテキストの8、9ページに説明していますので興味のある方はダウンロードしてみてください。

※PDFファイルになっています

 

コーヒーメーカーの良い点は出来上がりまで放っておけることです。

忙しい朝のコーヒーは機械に頼り、週末の時間に余裕がある時にはハンドドリップで落とすこともいいと思います。

そのコーヒー豆が本来持っている成分を簡単に引き出すには、ペーパーを使ったハンドドリップが最適だと思います。

私が焙煎したコーヒー豆を評価する場合も基本はペーパードリップで行い、HPなどに掲載しますので、コーヒーメーカーの抽出だと香味のニュアンスが若干ずれてしまう懸念があります。

 

後からお客様から聞きましたが「今までもったいない飲み方をしていたんだなー」と呟いていました。

いつもコーヒーネットショップ

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